[ 1996年 | 1997年 | 1998年 | 1999年 | 2000年 | 2001年]
1996 テクノカウボーイ
1997 花開蝶来
1998 生命上陸
1999 Jump to the future
2000 ミレニアムメッセージ
部員山口が名づけたマシンで、「困難を乗り越える」という意味がこめられていました。クライミンググッズを乗り越えることと掛けていたのですが、クライミンググッズを使用しないことになったため、名前とマシンのつながりはなくなってしまいました。しかし、製作中のさまざまな困難を乗り越えて作られたマシンはSURMOUNTの名にふさわしいマシンになったと思います。
Aチームのマシンは第4ポール(中央)を登っていくタイプなのですが、主流のタイヤで登っていくのではなく、円運動をうまく利用した機構を採用し、尺とり虫のような感じで第4ポールを上がっていくマシンです。
Aチームの最大の見せ場はこの造形物Bのメッセージ披露です。最初、つぼみの状態である造形物がポールの上に置くと回転を開始し、だんだんしぼんでいって最後に花が開く、というものでした。
名前の由来は元ロボコン部員の行動からです。並2個。吉野家の牛丼を一気に2個食った先輩がいたってのが由来で、マシンとの関係は全くなく、意味もありません。
このマシンは今年主流の第4ポールをタイヤで登るものとは異なり、第3ポールと第4ポールの間にマシンを移動させてその2つのポールでマシンをはさむかたちにして上がっていくというマシンでした。
Bチームの造形物Bは、未来へ向かって人が自然を守っていかなければならない、というコンセプトで製作しました。第4ポールに造形物が置かれると上に立っている人が90度ずつ回転し、人が木に水をやっていることを表現するのにELシートを使って水の部分を青色に発光させ、さらに少し経ってから造形物から音が流れる、というしくみです。流れる音は「大地讃頌」。中学校の音楽の時間などでよく合唱曲として使われる歌です。本当は「この木なんの木」を流そうと思っていたのですが、協賛がNECということでHITACHIのCMソングを使うのはまずいかな、と思い大地讃頌を使用しました。しかし、試合本番では回りの応援やナレーションが予想以上に大きかったために曲がほとんど聞こえませんでした…。
また、マシン全体がすっきりとしていて、非常にシンプルなマシンです。
また、造形物Aは「2000」を数字のままキャラクターにした通称「ニアムくん」を製作しました。「ニアム」とは「ミレニアム」から採りました(そのまんまです)。最初はもう一体のキャラクター、MILLENNIUM
を強引に竜の形にした「ミレニィくん」も存在していましたが、「なにかわからない」「かわいくない」「スペル間違ってるじゃん」などの意見が多数あったので不採用にしました…。造形物Aには動いてはいけない、というルールがあるため、ニアムくんに動く機構はありません。
2001 ハッピーバースデー39
Aチーム. 「M.A.I」
部員、山口君が名づけたマシン。何か別の意味があるらしいが、深くは聞かないで下さい。
本田君が「Mecanical A.I」でいいんじゃない?といったから、おぉ!それらしいということで、
そういうことです。
一応、これは子機で、もう一つ大きな親機があるが、まともな写真がないので掲載できません。
本番2.3日前に、一旦回路が死んでしまって物凄く苦労した記憶があります。
親機の筒を掴む機構は、松本さんが一生懸命頑張って作ってくれたお陰で、
なかなか評判がよかったです。でも、持ち上げる機構が、最後までうまくいかず、苦労しました。
本番前のエキシビジョンにでれてよかったです。
どうでもいいことだけど、本番直前に、マシン重量が4.5Kgほどオーバーしてたという、伝説をもっています。
山口君・・・重さ考えようよ。
マシンの全体的な動きは、まず親機が開始直後に筒を3個掴みます。そして、それを巻き上げている間に、
子機がフィールドの両脇に立っている筒をショートケーキゾーンへ運ぶというもの。
時間があれば、親機の掴むところをアップしたいと思います。
Bチーム. 「大車輪」 〜デザイン賞〜
メカテック部が久々に賞を取ったマシン。その名は「デザイン賞」!!!
どこら辺がデザイン賞なのでしょう・・・・
まぁマシンの形が珍しかったからでしょうか?
マシンの説明は、↑の丸い円のところに、筒をすくい上げる機構があり、それを立てるというものです。
リハーサルでは、きちんとできたけど、本番では、赤外線の不具合により残念な結果に終わりました。
本番前に足回りと、持ち上げ機構のギアが壊れて大変でした。
次回はもっと耐久性を考えて作りたいです。
大会後は、中央に人を乗せて動かしてました。意外と動くもんだなぁ。
今回のマシンの回路についてですが、まったくの素人二人が、去年の回路を元に作りました。
すぐに取替えができるよう、Hブリッジ一つ一つを小さな一つの基盤に乗せて、それを組み合わせる
という方法で製作したため、回路の補修は意外と楽でした。
でも、部品の注文が遅かった為、製作も遅れて、あまり試運転ができなかった。
来年度は、もっと計画性を持って作りたい。
2002 プロジェクトボックス
高さ1mの台の上から降りて、階段状に積んである箱を回収し、それを拾いフィールド内に有る
高さ0.5mのスポットの上に乗せるというもの。
スポットに積まれた箱のうち、一番上の箱のチームがそのスポットの得点を得る。
Aチーム. 「プロジェクト凵v
-全体図-
佐山君を中心に作ったマシン。
マシン名の由来は、次の写真のように、凾ノ積めること!!
校内での練習では時間がかかりながらもこの形にすることが出来たが、
階乗では、箱の大きさが微妙に違い、更に滑りやすい箱だったので1度も成功せず。
非常に悔やまれる一品である。
改良すべき点は、この箱の積み方にする際、持ち上げ機構のブレーキが不充分だったので
非常に不安定だった。後1週間有ればもっといいものが出来ていたのに・・・・(いつものこと)
さて、このマシンの構造を説明します。
マシン先端(凾フとんがっているところ)に押しバネと真鍮で作ったショックアブソーバーが有り、落下の衝撃を和らげる。
箱が載っている所はプラ板とテレカで出来ており、横の直動機構によって前後する。
この動作によって箱をマシン内に取り込む。
箱を取り込んだら、この直動機構ごと糸で引っ張って持ち上げる。
スポットの高さまで持ち上げたら、スポット上にマシンを運び、箱を落とす。
この箱を落とすところが一番苦労していました。微妙なコントロールが必要なんです。
毎回のことですが、糸には痛い思いをさせられています。
あと、マシンの操縦も、熟練者で無いと操縦できない点が・・・・
今回、操縦者がスタート地点から降りる際、コントローラの電池が外れ、操縦不能になるという事態が発生してしまった。
チーム全員が機械系だったので、次回からは全員に一通りの回路の知識を教えないとなぁ
Bチーム. 「アンタレス」
残念ながら写真がありません。
四角い箱に、後から必要なものを継ぎ足していった見た目が悪いマシンです。
スタート地点から下りる機構に至っては、大会一週間前に松本さんが考え、大会当日に完成し、
初挑戦、初成功というぎりぎりのマシンでした。
電気系
今回の電気班は非常に頑張ってくれました。Picを使用し、ジョイスティックを使ってのマシンの制御、
赤外線通信の自作等。
お疲れ様でした。